身長160cmで体重34キロ。僕の娘が精神的拒食症と知ったのは今年の4月。
あまりのショックと君にどんな辛い出来事が起こってるのかを考えると気が狂いそうになったよ。
今の体調はどうやろか?今日は君の生まれた日の事とこれからの将来について頑張ってる君に向けて話そうと思う。
なかなか子離れ出来ないパパでごめん(笑)大切な家族
君が生れた日の事
当時はパパね、仕事が順調ではなくてね。毎日いつ仕事が無くなってしまうんやろうとビクビクしながら毎日を乗り切ってた。それと君のお兄ちゃん2人も小さくて毎日、仕事と私生活に悪戦苦闘の毎日やったよ。
そんな頃やった。パパのところに君が生れてきてくれた。初めての女の子。
小さかった君と初めて会えたとき、生まれたばかりなのに君は、大きな目をしっかりと見開いた力強い眼差しで、新しい世界の1つ1つの具合を確かめるように、ゆっくりとジーッと部屋中を見回していたよ。
そんな君をパパはおそるおそる初めて抱きかかえた。なんて小さい!なんてかわいいんだろう!
君はパパの手の人差し指を不意にギュッと掴んだ。そのときダイレクトに伝わってきた温かさは、なんて儚くて、なんて確かな存在感だったろう!
君の小さな手のひらと米粒のような指先が掴んでいたのは、指一本じゃなくパパという存在のすべてだった。
小さな君は絶大な力をパパにくれた。その衝撃ははかりしれない。
生きる意味をくれたと言ってもいい。もう人でも熊でも何でも一撃で倒せるし世界も征服できる!っていう全能感がやってきた。
根拠も何もないけれど、「なんでもできるぞ!」という確信が心のど真ん中にドーンっと現れた。本当に感謝してる。
パパは幸せですよ。ありがとう!
パパにとって君の誕生は文字通り「天使の降臨」でした。
これからの君へ
君と過ごせた期間は6年。本当にあっという間だった。今は中学三年生。受験を控えて悩み事が多くなる時期を迎えているね。それでちょっと疲れちゃったかな?
学校、家庭、パパには分からない大きな不安や心配事に少しだけ身体が悲鳴をあげちゃったね。
君はこれから自分の人生をとことん楽しめばよいだけだ!
悩みながら、失敗しながら、それでも自分なりに答えを出して前に進めば良い。本当にしんどくなったら、しっかり休んでそれからまたゆっくりと立ち上がれば良い。
今は少し長い休息が必要な時だね。焦らずマイペースでいいんだよ。
大丈夫!挑戦は何回でもできる。自分を信じる種火だけはいつまでも大切に歩んでいって欲しい。
君自身にとって、君の人生が輝くこと、パパはただそれだけを願っている。
未来の君に1つだけ伝言がある。君はどんな世界を旅するんだろう。パパの好奇心がうずくよ。
いつの日か聞かせて欲しいよ。パパと離れてからの君の人生を。
良かったことも辛かったことも。全部パパは受け止めるから。一緒に飲もう!
長くなってしまったけど、最初から君に最も伝えたかったことは、この言葉。
これからもずっと親子だから!
生まれてきてくれてありがとう! 父より
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